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『カワサキハロウィン2005』 10月30日

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キリスト教ですべての聖人を祝う万聖節の前夜祭は、10月31日。
アメリカなどではキリスト教徒が多いことはもちろん、この日がサマータイムとウィンタータイムの切り替え日にあたり、こどもたちはいつもより一時間夜更かしが許されるという日なので、お祭りをする条件は揃っている。そうした習慣のない日本では、なかなかハロウィーンは定着しなかったが、それでも近年街角でおばけカボチャの提灯はよくみかけるようになった。
JR川崎駅周辺で行われる「カワサキハロウィン2005」は日本最大級のハロウィーン祭。22日から30日までホラー映画祭や犬の仮装大会などが行われた。そして最終日には2000人以上が参加する仮装行列で大いに盛り上がった。何のインフラを必要としない手作りの集客ソフトである。

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『三重県津に港が出来ました』 10月27日

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三重県の港と言えば工業港として四日市港が知られていたが。「県庁所在地の津に港があったかな」と私も半信半疑だった。
行ってみて納得。
今年2月にセントレア中部国際空港開港に合わせて、高速船シャトル運航のために新しく作られた施設で空港便専用岸壁なのだ。一時間に一便、40分で空港へと結ぶ。
便利なため今の所利用者も多いという。
港の無料駐車場はいつも満車状態。
津の中心部から「みなとまち」と名付けられた港まで道路も新設されていた。
穏やかな伊勢湾を快適に移動、しかも船着き場から段差もなく空港チェックインカウンターへ一直線。
セントレアの集客の工夫がここにもあった。

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『民間人出身中学校校長』 10月24日

杉並区立和田中学校校長でリクルート出身の藤原和博氏の講演を聞いた。
氏はある日偶然に自分の子供の中学校公民の教科書を読み、いかに面白くなく無味乾燥な記述であることに驚き、これでは子供たちが社会に関心を持たなくなるのも当然と考えた。そして「よのな科」という授業の必要性を著書に書き、教育委員会のアドバイザー的立場からついには民間人出身の校長となる。
問題意識は私もまったく変わらない。
このホームページに『こども社会科教室』を連載しているのもそのためだ。
だいたい子供の社会に対する知識欲と学校のカリキュラムがあまりにも乖離していること。さらに教えている教職員が実体経済を経験したことがほとんどないことが問題だ。
藤原校長は、父母を中心とした民間人が教えるチャンスをつくり社会体験を教室に吹き込めば子供たちも教科書の中の世界ではなく、経験的知識として身につけてゆくと考え実践しているという。
単なる一中学校の実験に終わらせず、全国でなぜそういうことが出来ないのか。
文科省の役人や大学の先生といった世情に疎い人たちではなく、一般企業人も参加して日本の公教育のあるべき姿をもっと議論するべきだ。

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『繁盛!QBハウス』 10月21日

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郊外にあるわが街、横浜戸塚駅の改札口近くに「10分カットのみ1000円」で急成長する「QBハウス」がオープンしたので行ってきた。
息子がなぜか大ファンになって一人で何度か行ったが、いつも店の外に表示される信号式待ち時間表示ランプは「赤」とのこと。そこで平日の昼前のいちばん空いていそうな時間帯を選んで行ったつもりだったが、やはり「赤」、本当にお客は多いようだ。
自販機で千円のチケットを買って椅子というよりは止まり木に腰をあてて待つ。この止まり木がセンサーになっていて外の「信号機」の色を表示、道行く人に待ち時間の目安を伝える。いくら散髪時間は十分でも待ち時間が一時間だったら勤務中の営業マンがちょっと立ち寄るというわけにはいかない。「時間が読める」タイムマネジメントを導入したことがこのビジネスモデルを成功に導いた。
カット時間七分、髪の毛をエアーウォッシャーと呼ばれる機械で吸い取り軽くクシでとかして十分である。
一時間かけてひげそりから洗髪まで、場合によっては耳かきまでしてくれる旧来の理髪店と比べればサービスのレベルは低いかもしれない。
だが単なる格安だから客が集まるというわけではなく、「時間が読める」という付加価値が評価されていることに注目すべきである。

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『北海道移住フォーラム』 10月8日

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土曜日の午後、東京大手町で開かれたシンポジウムに、中高年の夫婦が800人の会場に入り切れないほど集まった。
老後都会を離れて地方で暮らしたいと考える人たちがいかに多いか改めて実感した。
ロビーでは道内13の自治体から役場の職員が出て、地元のパンフレットを配るとともに体験移住を呼び掛けていた。

参加者はメモを取りながら本当に熱心。
現役時代の仕事を生かせないか、という質問が集中していた。

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『心斎橋そごうのお勧め商品は「楽しさ」』 10月4日

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14階建て、売り場面積およそ4万2千平方メートル。
破綻から再生したそごうが守りから攻めに転じるきっかけにしようと満を持して完成させた大阪『心斎橋そごう』に行ってきた。
これまでの百貨店と比べて相当尖がった店だ。
最上階の劇場は日替わりで様々な催しを演じ、地域文化振興と、なによりこの館に人を呼び込む『見世物小屋』の役割を果たす。
上層二階に展開する昭和初期をイメージした高級雑貨を扱う店を並べた『レトロ商店街』はさながら大人のテーマパークだ。
ブランドブティックがずらりと並ぶ一階は二階までの吹き抜けで、周辺の心斎橋の高級感あふれるブランド街との回遊を見込んでいる。
楽しくなければ百貨店じゃない、というスローガンにふさわしい必見の店である。

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『蝉しぐれ』なかなか感動もんです 10月1日

藤沢周平の傑作『蝉しぐれ』が映画化され10月1日から公開されている。
二時間半飽きさせない丁寧な作りの作品だ。
海坂藩の下級武士の家に育った文四郎と幼なじみのふくとの淡い恋と藩の世継ぎ問題に翻弄される二人の数奇な運命を描いている。
監督の黒土三男氏は構想実に15年でこの作品を完成させた。ひとつひとつのシーンに監督の神経が行き届いており、生きるとはなにか、愛するとはなにかを見る人に訴えかけている。文四郎の悲しみに耐え生き抜く姿を市川染五郎が好演、緒方拳、原田美枝子、大滝秀治といったキャスティングも絶妙で一見の価値は十分ある。

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