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『高橋ふとん店』

060328_094108徳島県を中心に5店で年商20億円と日本有数の売上げを誇る「高橋ふとん店」の入社式と経営方針発表会に出席してきた。
大量仕入れを背景にメーカーにオリジナル商品を作らせたり、効果的な販促チラシをまいたり、あるいは真夏のコタツフェアといったアイデアもすばらしいが、社員のモチベーションが高いことも成長の秘密だ。

パートやアルバイトに頼る小売業が多い中にあって、ここは原則社員が販売する。
だからこそ社長の方針説明会の意味も大きいし、研修も熱心だ。
成績優秀者の表彰がこの日もさまざまな分野別に延々と続く。
売上目標も店別、個人別など細かく表彰するほか、節電目標まで示して目標達成チームを表彰するなど、個人の努力を引き出す工夫が随所に込められている。
派遣社員やパートまかせではなく、やはり社員だからこそ自社のブランドがきずける、と高橋武良社長は語る。

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『名古屋名物「ひつまぶし」』

060324_nagoya名古屋で食事、となると先ず頭に浮かぶのがこの「ひつまぶし」である。
温かいご飯と鰻のかば焼きを小さく刻んだものをまぶしてある。
名古屋名物として知られる。
たしかに近年愛知県は鹿児島県と競う鰻生産県だが、そうなる以前から名古屋の鰻の食べ方として定着している。
「美味しい召し上がり方」としてテーブル上に「一膳目はそのまま食べ、二膳目は葱やわさび、ノリを混ぜて食べ、三膳目は盆に載ってでてくるだし汁をかけてお茶付けとして食べるとよい」と書いてある。
この食べ方は地元ではかなり広く知られている。
どうしてもそうしなければいけないというものではないけれど、店を訪れるほとんどの人がこれに従っているのがおもしろい。
私はこのウンチクがあるからこそ2400円前後とけっして安くはない「ひつまぶし」を食べる人が多いのだと思う。
この食べ方を広めたことが単なる「鰻定食」ではなく、名古屋名物としてブランド化に成功した理由なのだ。

いまの消費者は鰻が食べたいのではなくウンチクを食べたいのだ。

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ロイヤルパークタワー

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東京に次々に高級ホテルが進出している。汐留シオサイトにできたロイヤルパークタワーは、いかにも仕事をしてくださいという部屋の作りだ。右手奥はベッドだが左は袖机のある本格的なオフィス机でパソコンにプリンターまで備えられている。仕事に疲れたらどうぞとばかり革ばりのマッサージイスまである。
仕事以外の使い勝手は想定していないとばかりの作りだった。
このホテルに至近の地にコンラッド、日本橋にマンダリンなどが次々に登場、このあともリッツカールトンなどが登場する。
外資系企業が次々に日本進出を企てる中で国際派ビジネスマン向け出張ホテルは確実に需要が増しているようだ。

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『アマゾンジャパン』

060308_103808060308_110050060308_110351060308_111255京葉線市川塩浜駅。
駅前にコンビニが一軒あるだけという殺風景なところだ。
あたりは物流センターが多く、行き交うクルマもトレーラー車ばかりだ。
この駅から5分のところにネットブックショップ・「アマゾンジャパン」の物流センターがある。
全国から受けた注文をここで一括配送している。バーチャル書店とはいえ、実際の商品の流れは実在店舗と同じだ。
4階建て延べ床面積62300平方メートル、東京ドーム2個分のスペースに書籍、CD、スポーツ用品に電化製品などが集積されて全国からの注文に対応している。
働いている人の圧倒的多数はパートと、業務契約している宅配業者だ。
本は銀座で売っても地方で売っても価格は同じ。
都心の地価の高いところに店をかまえ、接客訓練をした従業員を多数雇ったのではとてもアマゾンには勝てないと感じた。

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『ヤマダ電機、大阪城本丸へ迫る』

060304_095718060304_095125全国のロードサイドなどに大量出店し売上高1兆円をあげ日本一の専門店に成長したヤマダ電機が大阪の都心難波に大型店「LABI」を3月10日にオープンさせる。
大阪の「アキバ」にあたる日本橋とも至近距離だ。
東京の秋葉原がヨドバシカメラの進出で雰囲気から客層まで大きく変わったように、電気街を変え、なにより難波駅の裏側の寂しかった地域に人の流れができることは間違いない。

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『映画「燃ゆるとき」』

中井貴一主演の映画「燃ゆるとき」を見た。
アメリカでカップラーメンを売り込む企業の話だ。
いかに現地の人たちと融和するかがストーリーのテーマである。

かつてホンダのオハイオ工場に取材に行ったことがある。
日本国内の工場と同じように白の制服に身を包んだスタッフがミーティングをやりカイゼン提案を繰り返していた。
班長の一人の女性に聞いた。
「あなたが作っているクルマはアメリカ車ですか、それとも日本車ですか?」
彼女は即座にこう応えた。
「もちろんアメリカ車よ。だってここはアメリカ、私たちはアメリカ人、部品だってアメリカの会社が作っているわ」――。

日本企業が地域に根差すとはこういうことなのかと思ったものだ。
ひところ深刻だった日米自動車摩擦が緩和したのはまさにこういう企業の努力があってのことだ。
この映画を見て舞台となったアメリカカリフォルニア郊外のオレンジカウンティには、同じような日系企業がたくさんあることを思い出した。

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『すばらしいヨドバシアキハバラ』

あのどことなくマニアックな雰囲気のあった秋葉原を大きく変えたヨドバシアキハバラ、何度行っても文句がつけようのないほどすばらしい。
駅から地下道直結、品揃え、店内の明るさ、動線などどれをとっても快適だ。
とくに驚くのが販売員のサービスのよさだ。
店内案内から商品説明まできめ細かさは百貨店にもひけをとらない。
今日は時計電池交換とデジタルカメラ、携帯電話機種変更に新規購入を一時間かからずすますことができた。
携帯電話コーナーにまず行くと、応援を呼んで二人がかりで二つの携帯電話の手続きにとりかかってくれ、その間に電池交換とデジタルカメラ購入ができた。
それぞれの売り場は異なっていても、みんながひとりのお客のために連携してくれたのには感動した。
ディスカウントはサービスは二の次、いう時代はもう過去の話だ。

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