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『味の明太子 ふくや』

Dvc00068mentaifukuya1_mDvc00065mentaifukuya2_m戦後まもない昭和23年に福岡でタラの子に、故郷釜山のキムチに似た辛子味を付けて売り出した男がいた。
川原俊夫という。
これが福岡名産「からし明太子」の発祥である。
川原はあえて特許などはとらず、このヒット商品を仲間の博多の水産業者たちが模倣するのを拒まなかった。
戦後みんなが貧しい時代に助け合って生きなければという思いが強かったからだ。
これが結果として各社が競い合うことで福岡ブランドとして「はかた明太子」を広めることにつながった。
現在、福岡で明太子を扱うメーカーは大小140社あまり。川原の会社ふくやはもちろんその中のトップ企業である。
四代目の川原正孝社長は、「人口減少や食の多様化の中で、パスタなどとのコラボレーション、メニュー提案など新しい挑戦をしていかなければならない」と話す。
福岡ブランドとして全国から通信販売の注文を受けているがネットの利用拡大や福岡銘菓などとのパッケージ商品化などに取り組んでいる。
伝統と革新が企業テーマになっている。

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『女性のためのコンビニ登場』

Dvc00061joseikonbini_m一般のコンビニの客の七割近くは男性。そこで女性が好むコンビニとはなにかを追求し、am/pmジャパンが実験店として東京虎ノ門にオープンしたのが「HAPPILY」である。
これまでコンビニの弁当の量やパッケージのデザイン、デザートの種類から取り扱っている雑誌までやはり男の客を想定していた面は否定できない。
この店では近隣で働くOLのグループインタビューを繰り返し、徹底的に品揃えを見直したという。もちろんレジも女性だし、化粧品などの充実はたしかにこれまでのコンビニとはだいぶちがう。わかりやすくいえばソニープラザがついでにコンビニもやっているという感じだ。
ひとつひとつの商品を単品管理したとき個性的な商品が売れ筋商品となりうるかという、売り場効率論から考えると、この「女性コンビニ」の多店舗展開には限界があると思う。
しかしセブンイレブンの亜流の店を増やしていけばよかったというコンビニ成長期が終わった今、こうした実験は意味があると思う。

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