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『アリオ亀有』

061020_kotikame葛飾区亀有といえば、ご存知「こち亀」。
このゲームがあるのが「アリオ亀有」。
06年JR亀有駅から徒歩5分、環状7号からもアクセスできる地にオープンしたショッピングセンターである。
各テナントはイトーヨーカ堂で、三井不動産がテナントリーシングに携わった。
驚くのは亀有の駅前にはまだ十分営業力のあるイトーヨーカ堂の店舗があったのに、わずか300メートルほどの至近距離に既存店を上回るショッピングセンターをイトーヨーカ堂自身がつくってしまったことだ。しかも二つの店舗を結ぶ一本道にはご丁寧にセブンイレブンまである。
この地域はイトーヨーカ堂発祥の地にも近く、もともとグループ店が多いから、アリオ亀有が集客力を発揮すればするほど自社競合は厳しくなるばかりだ。

こういう問題点はあるものの「アリオ亀有」自体はいろいろ工夫が凝らされている。
冒頭の「こち亀ゲームパーク」も子供向けゲームセンターだが、アカチャンホンポにスタジオアリスなど子供関連の大型テナントを多くいれており、実際ベビーカーでの入店がきわめて多い。葛飾区や江東区、墨田区など下町地区では近年新しいマンションが次々に建てられ若いファミリー層が増えており、そうしたニーズを反映した店舗だ。

ショッピングセンターの悩みはランチニーズには対応できてもなかなか夕飯を食べてもらえないことである。
アリオ亀有ではフードコートとは別にレストラン街を作ったがこれを敢えてモールの建物とは別に切り離し、ショッピングセンターに来た客以外の外部顧客をもとりこめる設計にしている。
しかしこれはまだまだ解決した課題とは言い難い印象を受けた。

他にこの「アリオ亀有」にはセブン銀行の有人カウンターが設けられているなど、まさにショッピングセンター自体がひとつの完結した街、ということを実感する。

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