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『カーマホームセンター熱田店』

061208_homesentarあった!と名鉄電車から思わず洒落のひとつも飛びだすのが名古屋の熱田神宮前駅にあるカーマホームセンターである。
とにかく大きい。
地方の水田地帯にあるホームセンターならいざしらず、都心近く、しかも駅から歩いて数分のところにある巨大ホームセンターである。
ホームセンターは全国的には乱立・過当競争だが、都心部は土地取得が難しかったから意外に数が少なくまだ出店余地がある。
ガーデニング、ペット、DIY、カー用品といったテーマはこれからの「時間消費型経済」を考えても追い風だ。
都会はマンション暮らしが多いのだから、工作室を作ったり、大工教室やペット相談室など付帯サービスを充実させることが大切だろう。
ホームセンターの発展の勢いが止まったのは低価格競争に行き過ぎたのではないか。
ガーデニング用品などはオシャレなセンスが問われているはずで、垢抜けしない商品はいくら安くても欲しいとは思わない。

都会型ホームセンターという新しい業態にニーズあり。
残念ながら、カーマ熱田神宮店はまだその課題を克服しきっていないと感じた。

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『「ありがとう」で泣きました』

1995年1月17日は私の人生でも忘れられない日である。
当時テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」のデスク兼キャスターをしていた私は阪神大震災の発生ですぐに神戸に急行、以来二週間、駆け付けたクルマの中で寝泊まりしながら大火災、被災住民の救出やその後の生活を伝えた。
さらに一年間、節目節目に神戸からのレポートを特集で伝えた。
実は地震の三日前、私は偶然神戸にロケに来ていた。
その時宿泊したホテルが三日後に倒壊しているのを確認した時、まったく他人事とは思えない気分になった。
戦後初めての大都市被災は自宅を奪われるだけでなく仕事も失う人が多いことをあらためて世に示した。

今回映画化されたモデルも、まさにそんな実在の人物だった。
長田区でカメラ店を営みながら消防団活動を行ってきた主人公が、その後一念発起してプロゴルファーになるという実際にあった話である。
まさに中年の星、あの時の苦しみをバネに、頑張り抜いたひたむきさには頭が下がる思いだ。
私はたまたま、この映画を大阪で観た。
映画はどこで観ても同じ内容だが、あの一年神戸取材の度に立ち寄った大阪だっただけに余計に涙腺を緩くさせたようだ。
必見の映画である。

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