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『クレマチスの丘』


Kurematisu新幹線の三島駅から無料送迎バスで25分ほど、富士山の山裾にかかる広大な自然を活かして造られているのが「クレマチスの丘」である。

自然林も取り込みながらクレマチスを中心とした花を一面に施し、そこに庭園美術館をはじめとする文化施設を集積、レストランやショップも一体運営するという施設だ。
一部美術館などはすでに30年以上前からオープンしていたが、施設を拡充して現在の体制になったのはまだ数年前のことである。

広大な敷地を歩くと、ここが日本であることを忘れそうだ。
緑を眺め降り注ぐ陽光を浴び、胸いっぱいに新鮮な空気を吸い込むことがなにより幸せであることを実感する。
ただいくら自然はすばらしいと言っても私たち現代人はやはり未開のジャングルで幸せを実感するわけではないと思う。
計算され整備された人工的なものと自然の調和があって初めて関心を集める。
クレマチスの丘はよく整備された自然環境がすばらしい。
しかも美術館の入館料やレストランの飲食費は発生するが、テーマパーク的入場料はない。
ひがな一日この環境に身を置いて読書をするもよし、昼寝をするもよしである。
またこの自然環境の中だからこそ美術館の作品を味わう心の落ち着きが得られるということも実感した。
東京から十分な日帰り圏としてお薦めだ。

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『有楽町再び』

070209_yurakutyou1070209_yurakutyoy2あなたを待てば雨が降る♪
フランク永井の「有楽町で会いましょう」から、「マリオン現象」と言われた時代を経て、今年再びトレンディースポットとして注目を集めそうなのが有楽町である。
いま駅前は大変貌のさなかにある。

駅前に巨大なビルが建設中だが、ここに若者の支持が厚い丸井が入り客層が一新する。
さらに駅周辺の交通会館などのビルが立て替えられるし、駅を挟んだ反対側にラッフルズホテルも進出する。
丸井から南に向かう道、マロニエ通りはいまビル建設ラッシュで、やがてブランドビル街となって交差する並木通り、銀座通りとともに相乗効果をあげるはずだ。

今年秋 有楽町から銀座は空前のクリスマス商戦で活況となるはずだ。

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『ダイヤモンドシティ・ミュー』

070202_daiyamndocityカルロス・ゴーンが閉鎖した日産自動車東村山工場の跡地が「ダイヤモンドシティ・ミュー」となり昨年末オープンした。
イオンと専門店街に加えて三越が郊外型ショッピングセンターに初めて出店して注目されたが、その三越が元気がないのが気にかかる。
三越は二核のうちのひとつをジャスコと分け合い、それを専門店が軒を連ねるモールが繋いでいるが、もっとも人が少ないのが三越なのだ。
はっきり言って三越らしさを感じない。
一階が食料品中心、二階三階が服飾雑貨だがモールにもブランド店が入っているのだから、三越が自店内にブランド店を誘致してもあまり意味がないわけだ。
ここの三越が悪いというより、長年ブランド店を導入することをリニューアルと称して繰り返し、その結果三越らしさとはなにかを究めてこなかったことが、ショッピングセンターに出店した時にアイデンティティ不足という形でツケが回ってきたということだと考える。
三越のがんばりに期待したい。

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『ららぽーと柏の葉』

070129_kasiwanoha秋葉原からつくばエクスプレスに乗る。一昨年開業したスピードが売り物の快速電車だ。つくばまで20の駅を50分ほどで結ぶ。

秋葉原から快速で30分。
開発が急ピッチで進む「柏の葉キャンパス」の駅前に昨年末「ららぽーと柏の葉」がオープンした。

周囲は新線新駅の開発により、いままさに開発が始まったばかりで、マンション建設の広告宣伝が至る所で行われている。
まさにニュータウンだ。
郊外のショッピングセンターだからもちろんこの「ららぽーと柏の葉」も駐車場は大規模だ。しかし駅前の立地で駐輪場も多くとっている。
ひところ流行った超郊外の高速道路インターチェンジ近くに立地するリージョナル型ショッピングセンターとは本質的に考え方が違うのだ。
なにしろ三井不動産自身がこの駅周辺でマンションを次々に建設している。
足元商圏にあたる自社マンション購入者に利便性を提供しようという発想イオンとは違う視点だ。
この「ららぽーと柏の葉」は駅からほんの数十メートルで傘も要らない距離だ。
近隣に商業施設はほとんどないだけに、これから増えることが予想される住民のあらゆるニーズを掬い上げようとするフルラインのショッピングセンターで、駅にもっとも近い一等地に8時から開いている保育所をテナント入居させている。
食品スーパーはもちろん、若い夫婦を想定したベビー洋品、新入居住民を意識して家具家庭雑貨のテナントが多い。他にスポーツクラブ、エステ、シネコンと、この駅利用者なら毎日なんらかの利用が想定されるショッピングセンターだ。

地方都市とは違う「駅前の郊外型ショッピングセンター」という、新しいコンセプトがそこにある。

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