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『たまくら』

Tamakura_001_1松江市の中心からやや東側のマンションやアパートなどが立ち並ぶおしゃれな一角に、結婚式場やレストラン、喫茶店、雑貨店などが集まっている。
いかにもセンスのいい人たちの隠れ家と呼ぶにふさわしいこの地に、かわいらしい寝装具店がオープンした。
おもにオーダーメード枕を扱うその名も「たまくら」という店だ。まだ若い足立妙さんが自ら自分のセンスでプロデュースした店には、若い夫婦を中心に自分がつかうもの、あるいはギフトに使用するといった目的で枕を求めてやってくる。
足立さんはもともとふとん店の娘。
母親が隣の鳥取県境港市でふとん店を経営しているが、新しい感覚でしかも商圏エリアの異なるところで一からの出発をしようとこの店のオープンを決断した。

「たまくら」を見て枕を売りながらも必ずしも枕だけでなく新しい住まい方を提案している店だという印象を受けた。足立さん自らがラジオの番組をもち、健康なくらしをテーマに話をしているが、そのリスナーも店を訪ねてくる。

枕という商品だけを並べれば価格競争に走りがちだ。しかしおしゃれにライフスタイルを提案する努力をすれば、たとえ地方都市でも付加価値の高いビジネスが成り立つ可能性があることを証明すべく、若き店主の奮闘は続く。

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『島根県立出雲古代歴史博物館』

070502_simanehakubutukan今年三月島根県の出雲大社横に完成したばかりの島根県立出雲古代歴史博物館に行ってきた。
近年大社の参道は寂れる一方だったが、この博物館は二ヶ月で10万人を越える入場者を集め集客装置の役目を果たしている。
常設展示は国宝の銅剣など貴重な遺物3800点あまり。
本物の圧倒的な迫力が売り物で、この地が古代の神話のふるさとであることを見学者たちに説得力をもって訴えかけてくる。

そして最新のコンピュータグラフィックスなどを駆使して古代神話をわかりやすく解説する工夫が随所に見られ、専門的な知識がないこどもにもわかりやすく、説明している点が画期的だ。
地元はせっかくのこの博物館をもっと全国に幅広くピーアールして、観光にも活かしていくべきだと感じた。


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