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『和紙と光の織り成す世界』

Dsc_0099堀木エリ子という人をご存じだろうか。
40代半ばの彼女は学校卒業後金融機関に勤めた。
やがて和紙製作会社に転職、そこで日本の伝統芸が廃れていく姿を見て、何とかしなければという思いにかられたという。
自ら和紙を漉き、アートワークを製作し、ライティングを組み合わせた装飾で建築空間を彩る。
98年成田空港第一旅客ターミナル到着ロビーのアートワークを製作、その後そごう心斎橋本店、東京ミッドタウン・ガレリアなど次々と大型作品を世に出している。

和紙と人々を結び付けたい、と堀木さんは言う。
紙は神に通じ自然の偶然性がデザインに加味される。
そこに感動が生まれる。
堀木さんの作品は単なる美術館の展示物ではなく、現代建築の中で見事に和紙の価値を蘇らせたという点ですばらしいと思う。

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