« April 2008 | トップページ | June 2008 »

『松本せせらぎ通り』

080506_134931こんな素敵な名前の通りがある。
平成14年度都市景観大賞「美しいまちなみ大賞」、国土交通大臣賞いきいき下水道賞」を受賞した。

神戸市兵庫区松本通り。
阪神大震災で地区一帯が全焼し、多くの人が亡くなった地域である。
狭い地域に木造家屋が密集、道路幅が狭く消火活動も遅れ被害を大きくした。
当時「ワールドビジネスサテライト」のキャスターをしていた私は、震災翌日この地にたどりつき、まだ燃え続けている被災地から連日中継放送をした。
その後一年にわたり、節目節目にここから放送をした思い出の場所である。
放送局を辞めた後も機会あるごとにこの界隈の変化を写真に収めてきた。

いまこの地区は新しい家が立ち並び、あの悲惨な現場だったとは思えない美しい町並みになっている。

幅7メートルだった松本通りは17メートルになり、「水があれば消火ができたのに」という当時の住民の嘆きから、下水道を親水処理した水が流れ、地元住民が季節の植物を植えたり魚を泳がすといった努力をして、美しい水辺の景観を維持している。

また亡くなって持ち主のいなくなった人の土地を中心に公園があちこちにつくられ、いざというときの避難場所も確保された。
消火栓やポンプもあちこちに設置された上、新築された家のほとんどは耐火建築になっていた。

二度と悲劇は繰り返すまいという地域の人々のメーセージが伝わってくる街だ。080506_132851080506_133350080506_134758

|

『関係者に猛省促す姫路菓子博』

080505_115751中身のない博覧会に大人2000円の入場料。
なによりゴールデンウイークの来場者数を読み間違い、どこのパビリオンも1時間から3時間待ち。
ようやく入場しても、何が言いたいのかわからないパビリオンで、待ち時間をかけただけの魅力を感じない。
近頃珍しい「ぼったくりの博覧会」に開いた口が塞がらない。

低迷する姫路経済にカツを入れたいと、菓子業者だけでなく地元がかなり前から期待をかけていたことはよく知っている。
しかしトイレや休憩施設、あるいは入場口の狭さといったハードも、またいちばん大切な顧客満足を満たす内容もお粗末では主催地姫路のイメージを下げるだけだ。
砂ほこり舞う中で何時間も並ばされた人たちは、二度とこんなひどいところにくるものかと思うだけだ。

|

『有田陶器市』

080430_110158今年で105回を数える佐賀県の有田陶器市に行ってきた。080430_100420
4月29日から5月5日までのゴールデンウイークに100万人を集客する一大イベントだ。有田駅から上有田駅まで4キロあまりの沿道にずらりと陶器の店が並ぶ他、各所で催事も開かれる。
私も別に買わなければならないものはなかったのだがついつい呼び声につられて買い進み、気がついたら両手にずっしりと新聞紙に包まれた陶器を抱えていた。
080430_105847
陽気に誘われて気分もよく繰り出した人たちを思わず立ち止まらせる知恵が勝負。
けっして冷暖房完備の快適な商店街ではなくとも、誘いの巧みさがあれば、暇つぶしのタネを探して集客は可能であることを確信する。

|