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『鎌倉時代の庭園』

日本最古の図書館金沢文庫に隣接する「称名寺」は鎌倉時代を代表する浄土庭園だ。
横浜市教育委員会によって行われた発掘調査によって元享3年(1323)の「称名寺絵図」に描かれた苑池や伽藍が実在したことが証明された。
横浜市ではその成果を踏まえて庭園の整備を進め、昭和62年に反橋・平橋が復元され、整備事業が完成した。
称名寺庭園は金沢文庫に保管する称名寺伝来の古文書や文化財によって造成の過程があとづけられることから日本の庭園史の中でも貴重な存在として注目され、登録推進中の世界遺産「武家の古都・鎌倉」の構成要素ともなっている。

昨年の橋の修復が行われ美しい境内は、連休をのんびり過ごすにはもってこいの場所だった。
5月3日の夜には薪能も催された。
住宅地が周囲に迫り、過去には開発を巡り地元から反対運動が起こったこともあった。
一度失えば二度と取り返すことができないいにしえの財産である。

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