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『阿修羅展』

090520_135343東京国立博物館で開かれている「興福寺創建1300年記念 阿修羅展」に行ってきた。
とにかくすごい行列だとは聞いていた。
平日の夕方といういちばん入場者が少なそうな時間帯を狙って行ったのだが、それでも入口に掲げられたプラカードには1時間待ちと表示されていた。
会場には再建される興福寺中金堂に安置される諸像が展示されている。
日本でもっとも有名な仏像のひとつである阿修羅像をはじめ、阿修羅とともに一具像としてつくられた八部衆像と十大弟子像の興福寺に残存する脱活乾漆像14体すべてが一堂にそろっている。
これら仏像は興福寺では通常壁面のガラスケースのなかで展示されているが、今回は露出展示し、とくに阿修羅像は360度時計回りに観客が回りながら見学できるように工夫したことが大きな人気を集めている。
東京国立博物館は近年人気企画のヒットをとばしている。
素材のよさもさることながら、見せる工夫、企画の斬新さなど博物館の努力が集客に結びついている。
薬師寺の日光、月光菩薩展や日本美術の巨匠対決、若沖展など日本美術に題材をとった人気企画が多いのが特徴だ。

ビジネス感覚を博物館で学ぶ時代になったようだ。

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