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『後楽園で紅葉を愛でる』

Dvc00677Dvc00675東京ドームに隣接する小石川後楽園に行ってきた。
休日のちょうど2時から始まるボランティアガイドによるツアーに参加できた。
後楽園は江戸時代初期、寛永6年(1629)に水戸徳川家の祖である頼房が、江戸の屋敷の後園として造ったもので、二代目藩主の光圀の代に完成した。光圀は造園に際し、明の儒者である朱舜水の意見をとり入れ、中国の教え「(士はまさに)天下の憂いに先だって憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ」から後楽園と名づけた。
庭園は池を中心にした「回遊式泉水庭園」になっており、随所に中国の名所の名前をつけた景観を配し、中国趣味豊かなものになっていて、これらによって湖・山・川・田園などの景観が巧に表現されている。
今回の見学をなによりも楽しいものにしてくれたのは、ボランティアガイドの巧みな話術だった。庭を作った意図をわかりやすく語ってくれ、また写真や資料のファイルを持参して要所要所で示してくれる親切さが嬉しかった。
庭園のすばらしさもさることながら、説明の巧さも大切な付加価値となる。
全国の観光地を盛り上げる主役は実は人なのだ。

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『天皇在位20年』

Dvc00605Dvc00609Dvc006071989年。
ベルリンの壁崩壊、天安門事件、米ソマルタ会談、株最高値38915円、消費税導入、そして平成元年。
あれから20年だ。
平成はけっして平静ではなく、激動であった。
記念式典で賑わう皇居に行ってきた。
肌寒い曇天にもかかわらず早朝から記帳の列が続いていた。

政治も経済も変わる中で、日本国民統合の象徴としての天皇の存在を国民の大多数が支持しているということは、大変意味があることだと思う。
日頃天皇制を意識しないことこそ、何よりこの国が平和であることの証だと思う。
いつまでもそんな国であって欲しいと願わずにはいられない。

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『市ヶ谷防衛省見学』

Dvc00601Dvc00598近頃こんなにサービスのよい電話応対を聞いたことがあったか、と思わず考えた。
クレジットカード会社だろうが航空会社だろうがフリーダイヤルで応対し、客に用件別に番号を押させ、ようやく該当の係が出るかと思えば、お話し中でなかなか担当者は出て来ない。これがサービス業かと思う電話もしばしばだ。

市ヶ谷に移転した防衛省の見学ツアーが人気と聞いて行ってきた。
電話をかけて予約をするのだが、この応対がすばらしかった。
実際に見学に参加してわかったのだが、当日のガイドをした女性も大変丁寧で簡にして要を得た対応だった。
聞くと防衛省からの民間委託だということだ。
お硬い役所の中でももっとも警備が厳しい防衛省だから、制服組などがガイドツアーをやったらだいなしだろう。
満足度の高い見学ツアーはまず人ありきなのだ。

さてツアーの中身だが、広大な敷地の中を歩いてたっぷり2時間半案内してくれる。
なかでも中心は移転復元した旧1号館の市ヶ谷記念館だ。
東京裁判が行われた大講堂、また三島由紀夫自決の地を回るのだから、歴史好きにはたまらない。
市ヶ谷が歴史で果たした役割を考えることは、平和の大切さを考えることにつながる。

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『佐世保よさこい祭り』

Dvc00561_yosakoi秋の恒例行事となった「佐世保よさこい祭」に行ってきた。
九州企業塾に佐世保から8人来ているが、メンバーの中にこの祭の実行委員がいて九州企業塾生の見学に便宜をはかってくれた。
全国一元気な商店街として知られる佐世保市の中心「三ケ町・四ケ町商店街」は、たしかに人通りがすごい。
かつては全国の商店街がこのように人でごった返していたはずだが、いま佐世保の賑わいは貴重だ。
地元の商店街が、郊外にジャスコができたのをきっかけにさまざまなイベントをはじめ、商店街を楽しいところと位置付けたのが96年。
1キロに及ぶ長いアーケードで紙テープを繋ぎ、市民みんなでテープカットをしたり、市民忘年会に商店街結婚式、仮装大会など次々にアイデアを実行に移して行った。
そしてその延長に、札幌の「よさこいソーラン祭」を参考に始めたのがこの「佐世保よさこい祭」だ。
いまでは踊り手が5千人を数える一大イベントに発展した。
中央会場で大勢の観客を前に踊りを披露するのも素晴らしいが、各チームが3日間商店街を踊り歩き町中を活気づけていく。
町の一体感を育むのに、いまや欠かせないイベントになっている。

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