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『ふるさと祭 東京』

100111_133700100111_132927100111_141550東京ドームで開催された「ふるさと祭 東京」に行ってきた。
3日間にわたり全国の祭と味を一同に集めるというイベントで、日本テレビと文化放送が全国の商工会などと協力して主催したものだ。
何もイベントをしなければ、ただの空洞空間にすぎないプロ野球シーズンオフのドームに人が集まり、押すな押すなの大騒ぎだ。
ステージの祭も大舞台で晴れやかだが、やはり集まった人たちのお目当ては全国の有名うまいものである。どの店も長い行列ができ大繁盛だった。
こうしたイベントは百貨店の物産展や駅弁大会に大勢の人が集まるのと発想は同じだが、百貨店なら入場料無料なのにここでは入場料ひとり1500円を払っているのだから、ずいぶん高い昼食だと驚くばかりだ。
なんでわざわざ食べ物を買って食べるために入場料を払うのかと思う。
まあそれはともかく企画力しだいでこんなに人を集めるイベントになるのだから、不況と嘆いてばかりはいられない。

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『赤紙仁王尊をご存知ですか』

100106_130630100106_125732まず写真を見て頂きたい。
この真っ赤な紙を無数に貼付けた「物体」。
中身は実は仁王尊だ。
場所は東京田端。
東覚寺という寺の前の阿吽の位置に、二体の石造りの像がこのような格好で立っている。
数年前道路拡張で石像を移動させる時だけ赤紙を剥がしたが、その時の貴重な写真がもう一枚である。
人々が自分の悪い患部と同じところに貼った赤紙を勝手に剥がしてはならないので、寺関係者さえどんなお姿か知らなかったというから貴重な写真なのだ。

石仏仁王の背銘に「施主道如宗海上人東岳寺賢盛代、寛永十八辛巳天八月廿一日」と刻まれている。西暦1641年より露仏で立っていることになる。仁王は、本来清浄な寺院の境内を悪から守る金剛力士として山門の両側に立ち、仏法僧の三宝を守護するものであるが、この赤紙仁王は当時江戸市中に流行していた疫病を静めるため宗海上人が願主となって建立されたもので、いつのころからか赤紙(悪魔を焼除する灰の色)を自分の患部と同じ箇所に貼って病気身代りと身心安穏を願うようになったという。

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『小江戸 佐原の町並み保存』

100105_111423水郷潮来に程近い千葉県の佐原は、現在合併により香取市になっている。
もともと利根川の水運で栄えたこの地は、蔵のある老舗商店が立ち並んでいた。
しかし中心市街地が疲弊する中で、なんとか活性化をはかろうと「町並み保存修景事業」に力を入れてきた。
「水郷の小江戸 産業観光でにぎわいの再興」を共通目標に、地元出身の雄大な富士のような伊能忠敬翁のロマンを育んだ“江戸まさり”、舟運を軸に展開している水辺空間、首都圏・成田空港に近いという地理的条件など、地域資源の発見と気付き・価値観の創出に取り組んでいる。
正月は初詣とからませたクラブツーリズムなどのバス観光客で賑わっていた。
歩くにはやや遠いが、レンタサイクルもあり自転車に乗って市内を巡るのはちょうどよい距離に見所が点在している。
地域の人々は単なる町並み修復だけではなく祭りなど様々なイベントを波状的に行っているし、一流の芸術家はもちろん地元の人々の芸術作品などもギャラリーに展示するといったソフト作りに取り組んでいる点が秀でていると感じた。

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『浅草寺から見える新タワー』

100104_142309昨年の初詣の時には見えなかった東京スカイツリーを、今年は浅草寺の境内から臨むことができる。
初詣に浅草寺を訪ね、初めて建設途中のタワーを生で見た人が多かったにちがいない。
すかさず写真に撮る人、また参拝の帰りにタワーの足元まで行って見た人も多かったようだ。
来年の初詣の時にはいまの3倍近い高さになり、もう外観は完成している。
爆発的ブームはもうすぐそこまで来ている。
タワーと浅草寺は世界的観光地として観光大国日本のシンボルとなるはずだ。

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