『高速道路無料化の目的はなにか』

日本中の高速道路を無料にするならまだわからないではない。
東名高速など混雑しそうな道路からは金をとり、あまり利用しないようなところだけ無料にするのはなぜなのか?これは地方振興策か?経済政策か?それとも福祉政策か?
クルマを持たない人にはなんの恩恵も与えないではないか、という指摘に「脱税総理」は、物流コストが安くなり物価が下がるメリットがあると答えていた。
ならばむしろ大動脈の道路こそ無料にすべきだろう。
あるいは鉄道運賃を無料にして、クルマより公共交通機関を利用してというなら環境にいいし、福祉にも役に立つ。

なぜ利用者が限られる道路の無料化なのか?
何を目的にした政策かもわからない。
いい加減なものを押し付けるな、と言いたい。

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『さよなら西武 有楽町には合いません』

誕生時「マリオン現象」という言葉まで生まれた有楽町のツインタワーの一方に位置した西武百貨店有楽町店が閉鎖されることになった。
京都河原町の阪急百貨店の閉店発表が続き、百貨店衰退の象徴的ニュースである。
両店とも売り場面積の狭い都心型店で、若い女性に特化した戦略をとってきた。
老若男女を狙ういわゆる百貨店ではなく、若い女性だけに絞りこんだことが非正規雇用が増え、とくに若年層の可処分所得が低下した今日の社会状況に対応できない店になってしまったと理解すべきだろう。
百貨店の主要顧客である中高年婦人に西武有楽町店のファンはいないはずだ。
彼女たち向けの品揃えがなく、食料品売り場さえない百貨店で何を買えというのだ。
最後まで方向転換ができなかった硬直的体質こそ百貨店衰退の最大の要因なのだ。

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『親方日の丸企業の崩壊』

私はNHKと民放両方でサラリーマンをしたという珍しい人間だ。
民放に移ってすぐ同僚から「NHKはニュースでもドラマでもヒトコマヒトコマのカットが長い。一秒いくらというコスト意識がない親方受信料の発想だ」と厳しく批判された。

NHK時代、新人はどんな職種でも営業研修として受信料集金を体験する。
ベテランの集金人から「みなさんから頂く受信料で番組を制作していることを忘れないでください」と言われるが、職場に戻った途端先輩から「馬鹿言うな、俺達は文化を作っているんだ。そんな考えでいい番組ができるわけがないだろう」と言われたものだ。
巨額予算で「坂の上の雲」を作るNHKが一方で赤字予算を国会に提出する。
やはり「親方受信料」の企業体である。

「沈まぬ太陽」を見て、日本航空とNHKは全く体質が同じじゃないかと感じた。
顧客よりも政治家や労働組合の顔色を見ている経営、潰れるわけがないと驕りが蔓延し、コスト感覚など考えもしない職員たち。
公金流用や内輪のお手盛り接待の数々と腐敗の極みを見て、この組織に無批判でいるならば自らをジャーナリストとは呼べないと、私は辞めた。
親方日の丸企業日本航空がついに破綻したが、一度潰してウミを出さなければ再生はありえないと思う。
次はNHKの番だ。
おかしな受信料制度にあぐらをかく経営体質を世に知らしめ、制度崩壊に追い込むことしかこの組織の再生はない。

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『あなたに民主主義を守るなどと言ってもらいたくない』

検察という権力が好きだという人は、まああまりいないだろう。
しかし悪法もまた法なりだ。
法に基づいて参考人聴取を要請されて拒否することは、まず一般国民ではありえない。
忙しいで済まされると考えるのは相当不遜な態度と言える。
公人ならむしろ積極的に疑惑解明に協力すべきだ。
忙しいといいながら、アマチュア名人と囲碁対局する時間はあるのだからこの人には・・・。
説明する気のない人は政治家になるべきではない。
東北出身で口下手だから大連立の説明ができない、とかつてこの人は言った。
国会議員を30年やって説明能力がないなどという人は、自ら職を辞すべきではないか。

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『しっかりしてよ!』

いよいよ国会が始まる。
脱税総理に不明瞭帳簿操作幹事長と波乱ぶくみだが、何と言っても経済立て直しのための実のある予算審議をしてほしい。

2009年11月の「有効求人倍率」は0.45倍、これは2007年度の1.02倍から見ると半分以下の水準だ。「完全失業率」は2009年7月に過去最悪の5.7%になりその後若干改善したものの、11月には5.2%と再び悪化した。
雇用を創出する対策として公共事業を積み増す必要がある。
需給ギャップが約35兆円あり雇用情勢が最悪に近い状況であることを考えれば、減税や給付金もカンフル注射としては必要だ。まず体力の衰えた患者には点滴をして、次第に流動食から初めてゆかねばならない。
政権発足から4ヶ月、まだなんの景気対策もしていないスピードの遅さにイライラさせられる。

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『バブルを知らないこどもたち』

今年の新成人はおよそ127万人。
バブルのピーク日経平均株価38915円以後の世代だ。
日本経済が低迷し、夢も希望もないと歎く人が多い中で成長したのだから、自ずからそれ以前の人たちと人生観を異にして当然だろう。かつて団塊の世代を中心とした人たちが「戦争を知らないこどもたち」と言われたように、「バブルを知らないこどもたち」は新しい価値観を持っていま大人になった。

アジア一の大国、ジャパンアズNo.1といった考えはもはや過去のものだ。
しかしだからといって絶望の国日本と決め付けるのも早計だ。
明治の時代にこの国が世界と互して行こうと荒波に漕ぎ出した頃の国力は、いまとは比べものにならないほど貧弱であった。
大切なことは日本の技術力、文化、伝統に誇りをもつこと、そして大国に対してしたたかに立ち回り、己の国益を訴えていく粘り強い交渉力を身につけてゆくことだ。
つまりは教育と政治ということである。
戦後日本は経済だけでやってこれた恵まれた国だった。
これからはこれまで立ち遅れた教育と政治で大国をめざすべきだ。
若い世代があの明治の若者の気概をもって国造りに挑めるか、勝負はここにかかっている。

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『なんだホラだったのか』

多くの国民はそう思っているにちがいない。
脱税総理のことだ。
缶コーヒーのコマーシャルじゃないが、この宇宙人には「この星には、李下に冠をたださずという、為政者に求められる倫理がある」ことがわからないらしい。
ママから9億円もらって気がつかないような人に、庶民の暮らしを語る資格はない。
二人の政治家の息子だけでなく、無職の娘にも小遣いをやっていたのだから完全な贈与税逃れだ。
上申書出せば取り調べさえ免れるなんて、ふざけるなと言いたい。
為政者だったら疑われること自体が恥なのだ。
肝心の政治のほうもひどい。ひど過ぎる。
暫定税率は「暫定的に」残します、子供手当は所得制限をやはり行います、などといまさら言うな、と言いたい。
財源不足など政権に就く前からわかっていたじゃないか。
「財源はいくらでもあります」などとよくもほざいたな。
「仕分け作業」という「テレビ局と財務省の共同演出」で、たったの7000億円弱しか確保できなかったなんて言い訳は聞き飽きた。
あれだけ自民党批判していたくせに天下りの郵政社長に、ばらまきと批判していたエコポイントなどは残します。
国民に事前に詳細も知らせず25パーセントCO2削減を言い出したり、アメリカ大統領に「俺を信じてくれ」と言いながら裏切ったり。
だいたい「結論をださないことを決定しました」なんて馬鹿にすんなと言われて当然だ。

政局は動き出した。
誰も脱税総理を信じていない。
年内か年明けか。
歴史に残る短命政権だった。

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『NHKの優柔不断』

「脳科学者」という肩書がそもそも胡散臭いと思わないだろうか?
  忙しいから税金納めませんでしたという「茂木某」の発想は、「おまえの脳の中こそ先に見てみろ」といいたくなるほど非常識だ。
謝罪文をホームページに掲載したら許してもらえる、と考えるNHKの脳の構造も解明してほしい。
さらに苦情が800件来たから降板させるという決断も優柔不断で呆れる。
しかも責任とらせるならすぐに辞めさせるというのが普通だろうに、来年3月の番組改編までは現行通り続投なんて、あるわけないだろう。
これで「批判に応えた」というNHKの脳の構造は理解できない。
役所より役所的な組織らしい決断に感動さえ覚える。

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『総理は見られている』

鳩山さん。
お母さんからの「子供手当?」をたくさん頂いて、お礼も言わなかったのですか。
私はこれまで、貧しかった自分の親からこずかいなんてもらった記憶がありません。
こちらから渡すことばかり。
母は「すまないねえいつも」と言いながら、これまで私からもらったお金を全て日記に書き残しているようです。
我が家と鳩山家では比べようもありませんが、どんなに資産家であっても、何億円も親から手当てをもらってありがとうの一言も言わないほど、あなたは常識のない人なのですか。
人間の道にはずれた人が、なにが「友愛」ですか。

さてそれはさておき、親からもらった認識があれば政治資金規制法にひっかかり、それは政治生命にかかわるから、知らなかったで通して、そのかわり贈与税の追徴課税くらいは仕方ないか、と幕引きを考えたわけですね。
野党の弟まで巻き込めば追及の手も弱まるとか、お母さんは入院手術ということにすれば検察の事情聴取も避けられるとか、国連で大見え切ったころとはうってかわった姑息さが、まあ可愛いというか。
でも1億円以上の申告漏れなんて普通は脱税と言うんです。
一般人なら逮捕ですよ。
あなたは汚い金じゃない、所詮は鳩山家の金なんだ、とどこかで思っている。
しかしあなたは最高権力者で、国民に納税を強いる立場の人なんですから、一般の人以上に自己を厳しく律しなければならないんです。
代々つづく名門の政治家一族なのに、そういうリーダーとしての心得は相続していないのですか。
金の相続も羨ましいですが、批判されているにもかかわらず、あえて世襲した政治家という職業ならば、そうした倫理観をもっとも世襲してもらいたいのですがねえ。

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『先憂後楽』

東京後楽園の紅葉を楽しんできた。
水戸藩藩邸だったこの地の名前の由来は言うまでもなく「先憂後楽」から来ている。
リーダーたるもの、まず民に幸せを与え自らの楽は後にせよ、ということだ。
しかし今の日本に民の苦しみを分かる政治家がいるのか、と考えると暗澹たる気持ちになる。
世襲議員ばかり、あるいは母親から9億円もらって記憶がないという金銭感覚は常軌を逸している。
こんな男が政権交代で「政治が変わる」と言っても、「信用しろ」というほうが無理というものだ。
引きずり下ろしたほうがこの男なら、下ろされた方もまた同じ穴のムジナ。
「松濤の御殿」が「鳩山御殿」に天下を譲っても国民の絶望感とは遠い。
華やかに夫婦で外交の舞台に出かけたり、映画や芝居に行くのも結構だが、たまには老人施設を訪問したり、ボランティア活動を行ってみるのも大切なことだと思うが、人生の生き方に謙虚さを感じさせないところが宇宙人たる所以だろうか。

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