『どこまで続くぬかるみ』

リンチ的暴行による弟子の死亡事件、問題児の角界トップが民間人に暴行を働き引退、暴力団への特等席手配の便宜供与、そして野球賭博と、大相撲の世界の腐敗はどこまで続くのかと呆れるばかりだ。

相撲界は昔からタニマチがつきもの。
「有力者」と言われる人から酒色のもてなしを受ける「ごっつあん体質」は江戸の時代から変わらないのかもしれない。
しかしその「有力者」が暴力団となれば話は別だ。
相撲界といえども反社会的団体と付き合うことが許されるわけがないことは自明のことである。
相撲道の「道」とは道徳に通じることを、若い弟子や外国からやってきた若者たちに教えることは大変なことだ。相撲界の道徳と社会的の道徳に開きがあることを認め、外部から講師を招くなどしてまず精神からたたきなおさないことには、相撲の復活はない。

相撲界に危機感がないことが一番問題だ。

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『さようなら、為政者ならぬ異星人』

脱税総理最大の功績は自ら辞めたことと、灰色幹事長の首に鈴をつけたことだった。
財政赤字の中で、ばらまきの「こども手当」や「高速道路無料化」など、わけのわからないことをしてきた罪はとても許されないが、辞めることくらいしか他にすることもなかったのも事実だ。

日本の歴史に残る最低の総理大臣として記憶されるにちがいない。
価値観の違いはまさに異星人、為政者には全く不向きな人だった。
排出ガス25パーセント削減など、国民に相談もなく空約束してくるなどめちゃくちゃな8ヶ月のツケは重い。
あんたは「辞めれば後は野となれ山となれ」だろうが、そのわずか8ヶ月の罪は後世にまで引き継がれてゆく。

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『キセル不正』

タバコを吸うのに用いるキセル。両端だけが金属であることから鉄道などを利用する際、乗車駅近くと降車駅近くだけ金を払い、中間部分を無賃乗車することを誰が名付けたかキセルと呼ぶようになった。うまいネーミングだが、キセルが世の中で使われること自体が減って、キセル乗車の意味や、語源を知っている人はもはや少数派になっていると思う。
SuicaやPASMOの導入目的のひとつに一般乗客の不正防止があった。
以前JR幹部に聞いたところ、Suica開発費用のかなりの部分がキセルによる損失の軽減で賄えたという。

そのICを、こともあろうに鉄道会社社員が悪用して不正定期券を作成していた、しかも一人や二人ではなく西武鉄道や相模鉄道でかなりの人数にのぼるというから呆れてものがいえない。
おそらく他の鉄道会社でも似たような事例は多いのではないか。
小売業で言えば、商品を販売員自らが盗むことに匹敵するが、不正定期券をつくった鉄道社員には犯罪の意識は少なかったのかもしれない。しかしいくら金額は少なくても乗客たちの信頼を裏切り、社会システムに対する反逆を企てたのだから、厳罰にしなければ後から後から似たような輩が輩出するだろう。

社会がすさんで、情けない不正が幅をきかすようになった。
他人の弱みにつけこんだり、ネットなど新しい文明の利器を巧みに利用したり。
人心の荒廃した国に未来はない。
真面目にコツコツ働けば報われるという美徳を取り戻すためには、やはり先頭に立つ人が模範にならなければならないのだが・・・。

ああやはりダメだ。

(こう書いただけで、何が言いたいか分かってしまうのが悲しいと思いませんか、脱税総理!)

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『現実には難しい』

「沖縄県以外への移転を考えたけど現実には難しい」
あなたは現実には簡単なことと考えていたのか?
「現実には難しい」で公約を反古にしてゆくなら、言葉の重さなどまったく無意味になってしまう。
「秘書が起訴されたら政治家の責任と思ってはみたが、現実には難しい」のか?
「ママからたくさんお小遣いをもらったらお礼くらい言うのが友愛の精神だと思うが、現実には難しい」のか?
「政治の基本は庶民の生活に目線を合わせることだが、お金持ちのボクには現実には難しい」のか?
「灰色幹事長に辞めろと言うのが党首の責任だが、あとが恐いから現実には難しい」のか?
「脱税総理のレッテルを貼られながら居座ることは現実には難しい」と思うが、あなたには恥がないのだろうか?

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『ゴールデンウィークは禁句』

連休を楽しまれたでしょうか。
ところでNHKでは相変わらず「ゴールデンウィーク」という言葉を使ってはいけないようです。
私が在職当時から、「世の中には休みをとれない人もいるから、ゴールデンなどという言葉を使えば苦情がくる」というのが内部の理屈でした。
しかし果たして本当に苦情なんかくるでしょうか?
万が一来たら、「社会的にもう固有名詞としてなじんでいる言葉で、ゴールデンに特別この時期を賛美する意味あいはない」とどうして説明できないのでしょうか。
来るか来ないかも分からない苦情に怯え、結果として「ことなかれ主義」のこの組織の官僚体質がよく現れている話だと思います。
ゴールデンウィークを「大型連休」と置き換えましょう、といった言い換えの辞書までNHKにはあります。
「愛知県豊田市にある、ある大手の自動車メーカー」などと言い換えて何の意味があるかさえ考えない組織は、もはや思考停止状態としか言いようがないと思います。
「ことなかれ主義」の組織が生き残れる時代ではありません。
この国の輝きが色あせた時「黄昏の国にゴールデンウィークなどという言葉は似合わない」と言われる時代が本当に来ないとも限りません。
「ことなかれ」ではなく、自ら積極的に危機を乗り越える気概がいまこの国には求められています。

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『信なくして何が新党』

横浜市民にとって「嘘つきは政治家の始まり」と子供達に教える反面教師が中田宏前市長だ。
昨年の開国博の大失敗の責任もとらず、予想入場者の半数にも満たない惨状が明らかになった昨年夏突然辞職、秋以降議会の追及が始まり、参考人招致に対して多忙を理由に拒否し、市民に説明責任を果たさないでいる男が、何が新党だ。
新党を作る暇があるなら、公職時代の説明責任を果たすのが先ではないか。
そんな男がいまの政治は信用ならないから新党だって?
ちゃんちゃらおかしい。
国の税金の使い道を正すだって?
みそ汁で顔洗って出直してこい。
政府は説明責任果たせ、だって?
あんたに言われたくないと脱税総理は言い返すだろう。
杉並区長さん。
いくら松下政経塾以来のお友達でも筋が悪すぎる。
友達ならまず彼に横浜市民に対する責任を果たせ、と忠告すべきでしょう。
幸之助さんの嘆きが聞こえる。

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『渋沢栄一に学ぶ資本主義の論理』

王子飛鳥山公園で満開の桜を楽しんだ。
「大江戸歴史とぐるめ倶楽部」で出かけたが、天気もよく満足の花見だった。
飛鳥山の桜は八代将軍吉宗が享保の改革の中でこの地に桜を植え、いわば官制テーマパークとしてエンターテイメントビジネスを創出したところだ。
またこの地は渋沢栄一が住んだ場所でもあり資料館がある。
渋沢は明治に500とも言われる株式会社を創設し、日本の資本主義の原型を創った。
彼はただ儲ければよいというのではなく、道徳との両立が大切と説いている。
サブプライムローンを返済能力のない人に強いたり、強欲な資本の論理で巨利を貪る現代の病理をどう見るだろうか。
政治も経済も混迷の時代に明治の時代を切り開いた先人に学ぶことは多い。

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『御自身の賞味期限を自覚下さい』

離党、新党だそうである。
しかし新鮮味がないのはなぜだろうか。
まず役者が古すぎる。賞味期限切れの過去のしがらみを背負った人がいまさら何をやりたいのか、と観客は冷ややかだ。
そもそもこの国をどうしたいという理念を先に示すことが先だ。
これまでの信条がバラバラの人たちが人数集めだけで動いても、永田町の学芸会で終わってしまう。
選挙前のマニフェストと同じように、掲げる旗をまずはっきりとさせなければダメだ。
日本をこう再生すると宣言し、その旗のもとに結集するというのが筋だと思う。

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『民主党に民主主義を語る資格はない』

「灰色幹事長」を批判した副幹事長が解任された。
それに対して「脱税総理」は全く指導力を発揮できない。
それどころか「灰色幹事長」を批判したら「脱税総理」自身が解任されかねない。
この政党が日本をよくするなど誰も期待できない。
一方の自民党の地味な総裁も党内の異論に対して指導力を発揮できない。
こちらも日本をどうしたいどころか、自民党をどうしたいか、党内幹部にさえ納得いく説明ができない。
国民の間に政治に期待できない無力感が広がっている。
自信喪失、呆然自失。
難破船に羅針盤がない。

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『もう日経はとらない』

今年になってから4回目。
「はい 朝日新聞です」
「うちは日経とってるんだけど 」
「はい日経も届けてます」
「今日は新聞休刊日かな」
「すみません」
もうこの『朝日の販売店主』は私の電話の意味がわかっている。
配達のし忘れがあまりにも多い。
「なにしろアルバイトなもんで」
お客はアルバイトが配ろうが正社員が配ろうが関係ない。
だいたい店主からして朝日新聞には気が回るが日経は所詮頼まれ仕事という態度が電話するたびにミエミエなのだ。
うちは朝日新聞に頼んだつもりはない。
複数の新聞を販売店が扱うようになったのは客の都合じゃない。
客は地域でほかの販売店を選べないのだ。
日経すらこうなのだから、一日おきの日経MJが入ってないなんてザラ。
こんな無責任な商売あるだろうか。
日経さんよ、偉そうなご高説のたまう前に、まず自分のところの商品をちゃんと届ける体制整えなさい。
今日で一人40年来の愛読者を失うんですよ。
ネット時代にこんな販売体制で生き残れますか?

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